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3.32016
住001 : 集合住宅で犬と快適に暮らすには?
特に都市部では、マンションやアパートなど、集合住宅で犬と暮らす方も多いですよね。でも、集合住宅では犬の鳴き声や臭いが原因のトラブルも起こりがち。集合住宅でも、犬と一緒に快適に暮らすためにはどんなことに気を付ければいいのでしょう?話題の「ペット共生型住宅」についてもリサーチしてみました!
「ペット可」物件でもトラブルが!?
普通、愛犬家の皆さんは部屋探しの際、「ペット可」と広告に表示してある物件を選びますよね。でも、必ずしも「ペット可」=「ペット歓迎」ということではないので要注意!安心して入居したら、犬嫌いのお隣さんがいたり、「鳴き声がうるさい」「くさい」と苦情がきたりするトラブルも多いものです。また、「廊下など共用部分では抱っこしなくてはいけない」「エレベーターに載せてはいけない」「小型犬しか飼ってはいけない」という細かい規定がある場合も多いので、事前に必ずチェックを。また、ペットを飼う場合は通常より敷金を高めに設定している物件も多いので、退去時にどの程度返却されるかの確認も忘れずに。
ペットと安心して暮らせる「ペット共生型住宅」とは?
近年では、ペットともっとノビノビ暮らしたいという愛犬家・愛猫家の皆さんの声を受けて、ペットを飼うことを前提とした「ペット共生型住宅」が増えています。首都圏で約20棟の「ペットケアマンション」を運営するアドホック株式会社の赤羽さんによると「一部の大型犬(土佐犬等)以外は、基本的にヒアリング審査をクリアすれば入居できるので、一般住宅でペットトラブルに悩んでいた方にも、たくさん入居して頂いています」とのこと。 ペット共生型住宅の第1の利点は、ペットを飼っていることに負い目を感じずに、ノビノビと生活できる点。また犬の洗い場や排泄物捨て場、ドッグランなど共用設備が充実している点、室内のクロスや床材に汚れ・傷に強い素材が使われていて、補修費用が抑えられる点も入居者の方に好評なのだとか。さらにペットのにおいを気にする人のために、オゾン脱臭機の付いた物件も。また、ハード面だけではなく、トリミングやペットホテルサービスを利用できる物件もあります。
快適な住まいは、飼い主のマナー次第
とはいえ、ペット共生型住宅でトラブルが皆無なわけではありません。深夜の騒音や無駄吠え、排泄物の処理の仕方などを巡って入居者同士のトラブルも…。ペット共生型住宅だからといって100%自由というわけではなく、ペットを飼うにあたっての基本的なマナーやしつけは絶対に必要なのです。結局、集合住宅でも戸建でも、周囲とトラブルを起こさずにペットと快適に暮らすには、飼い主がペットをしっかりしつけ、マナーを守ることが、必要なのではないでしょうか。ペット共生型住宅の中には、しつけ教室のサービスを提供している物件もあります。ご自分とペットのニーズを満たす物件を上手に探してみてくださいね!