ブログ

遊006 : 暑い夏でも思いきり遊ぼう!

title_yuu
top_yuu006

「犬は熱中症になっちゃうから、外出なんてできない」 そう心配になる気持ちはわかります。でも、だからといっておうちに幽閉したら、犬も退屈でストレスが溜まります。運動不足にもなります。
暑い夏でも遊ぶ方法はないのでしょうか!?

せっかくの夏休み。犬も家族と一緒に出かけたい
犬の健康と安全を気遣うのは大事な飼い主の使命。yuu006photo1だから真夏のお出かけが控え気味になるのは当然かもしれません。でも、若くて好奇心の強いお年頃の犬はもちろん、それほど若くなくても健康な犬を外へ連れ出さずにいるというのは気の毒。ドイツの法律だったら1日2時間以上は、犬を屋外に出してあげないと虐待にあたるそうです。
小型犬・大型犬問わずに2時間というルールはちょっと驚いてしまいますが、つまり屋外に犬を連れ出すということはそれくらい大事なことで、犬にとって保障されるべき自然な行動なのでしょう。日本の夏はドイツよ り暑いかもしれませんが、それでもちゃんと毎日犬を外に連れ出して、社会的な刺激を与えることは最低限の「基本的人権(犬権)の尊重」といえるのではないでしょうか。
また、家族の夏休みやお盆休みといったせっかくの楽しい長期休暇のある時期です。日頃、留守番の多い犬を連れ出して、たっぷり疲れてもらいましょう!
では、犬の体に負担の少ない外出先はどんなところがあるでしょうか。
まずは手軽に、近所のドッグカフェ。「冷房が効いてていいかも」という気はします。yuu006photo2でも都会のコンクリート・ジャングルは、昼間はやはり暑いです。またバギーでの移動は、視覚的・聴覚的な刺激はありますが、地面の匂いを嗅いだり、足腰の筋肉を鍛えるような刺激はありません。
犬は嗅覚による情報収集を最も重視する動物ですし、ちゃんと自分の足で歩くことも大事。バギーでの外出だけで満足しないように気をつけてください。もちろん炎天下の移動はバギーでも熱中症の危険があるので時間帯もよく考えて。またバギーの中に氷らせたペットボトルを入れるなど、熱中症対策は準備万端にして出かけましょう。

高原や渓流散策は涼しい
ちょっと遠出するなら、やっぱり「避暑地」と言われるところが人気。東京周辺在住なら、軽井沢、八ヶ岳、信州、那須あたりに出かける愛犬家の話しを多く聞きます。標高の高い場所は、沿岸部よりも涼しいので、犬も人もしのぎやすいようです。yuu006photo3ただ山や高原は、昼間は湿度が低くサラッとしていて快適なことが多いですが、標高の高いところはかえって紫外線は強いので、飼い主さんは日焼けに気をつけてください。
森林浴を楽しみながら、渓流沿いを歩くのも涼しくておすすめ。渓流沿いや滝近くは、ひんやりした空気に包まれていて気持ちもリフレッシュします。また冷たい水に足だけ浸けてみるのもgood。でも岩場は滑りやすいのと、渓流は夏でも水温が低いので気をつけて。幅の狭い流れでも、淵は意外なほど深くて危険です。渓流沿いで遊ぶなら、ロングリードやライフジャケットを用意すると安心でしょう。
渓流もいいですが、湖や海も広々としていて開放感があり、違った環境で楽しいです。泳ぐのが大好きな犬にとっては天国です。
yuu006photo5家族で海水浴に行くのなら、まずは犬もビーチに連れて入ってよい場所かを確認。「犬は全面禁止」「砂浜まではOKだけど、海の中に入れるのはNG」「犬も泳いでOK」「犬も泳いでいいけれどノーリードはダメ」など、その場所によってローカル・ ルールがいろいろあります。海水浴場を管理している役場や、ライフセーバーなどに聞いてみると教えてくれるはずです。
そして浜での「ノーリード禁止」などの注意事項もきちんと聞き、ルールを守ります。
また犬連れOKでも、ビーチは多くの人が裸足でも歩く場所なので、ウンチはもちろんオシッコも砂浜ではさせないようにするのがベスト・マナー。海岸に入る前に事前にさせておき、その後はなるべく人が踏まない端の方へ連れて行くようにしましょう。犬連れを許してくれているビーチが、今後「犬出入り禁止」にならないよう、犬好きのみんながモラルを守ることが大切です。そして海水浴での最重要事項はやっぱり犬の熱中症対策。ビーチは木陰がないところが多いです。yuu006photo6炎天下に犬を晒すのは殺人(殺犬)行為。海に入れる子ならば、水に濡れれば体温が下がりますが、そうでなければ砂浜は照り返しも強く、風も熱風だったりして、本当に暑い!ビーチパラソルやサンシェードを持参しましょう。そして冷たいお水がいつでも飲めるようにして下さい。
とにかく人間は水に入っていると気持ちいいし、楽しくて、つい時間を忘れがちですが、浜で待たせている犬の存在を絶対に忘れないで。犬だけをビーチに残しておくと、犬も知らない環境で置いてきぼりでは不安になりますし、ほかの利用者に吠えたりしても困ります。必ず誰かが犬のそばに一緒にいるようにします。それができないのなら犬を海水浴に同伴するのはやめましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る