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3.22016
遊003 : 愛犬生活にアロマを取り入れて幸せ感UP!
最近では生活の中にアロマテラピー(アロマ)を取り入れて、上手にリラックスやリフレッシュをしている人も多くなってきました。そんなアロマが愛犬との生活にもプラスになるって知っていましたか? アロマって、愛犬との生活にも取り入れられるって聞いたことはあるけど、どうやったらいいの?というワケで、今回はアドバンス・ホリスティックケア・カウンセラーの宮﨑洋子さんにお話を伺いました。
編集部「アロマってどんなものなんですか?」
宮崎さん「植物の芳香性化学物質、つまり精油(エッセンシャルオイル)を使用した療法のことです。アロマは飼い主さん自身だけでなく、パートナー(愛犬)にもさまざまな作用があります。香りの効果でリラックスさせてくれるのはもちろん、例えば皮膚の痒みを軽減したり耳の感染症を緩和したり。これからの季節には特に気になるノミやダニを遠ざける、ということにも。このようにさまざまなトラブルを解消してくれる作用があるんです。」
編集部「家でできるケア、素敵です!ではアロマに初めて挑戦したい、という人はどうすればよいですか?」
宮崎さん「まずは、アロマの専門店などに行きラベンダー、ローマンカモミール、ゼラニウムあたりのエッセンシャルオイルをチョイスするのがいいですね。そしてキャリアオイル(エッセンシャルオイルを希釈し、肌に浸透させやすくするためのベースとなる植物油)としてはホホバオイルを揃えられる事をお勧めします。ホホバオイルに数滴のエッセンシャルオイルを混ぜたマッサージオイルを作り、愛犬の毛並みがべたつかない程度の量を手にとって全身をマッサージします。愛犬はその香りと共に、飼い主さんに優しく撫でてもらえる喜びや幸せを感じてくれます。また、飼い主さんは愛犬の身体に触れる事により、皮膚の状態や筋肉や内蔵の腫れ、異変に早めに気づく事も出来ます。つまりアロマの効果にスキンシップが加わり、愛犬とのコミュニケーションとなるんです。」
編集部「なるほど~。ではアロマを取り入れる際の注意などはありますか?」
宮崎さん「エッセンシャルオイルはピュアで成分のわかる質の高いもの、キャリアオイルも新鮮で酸化していないものを選んで下さい。そして犬の他に猫や小動物を飼っていらっしゃる場合や、妊娠中はエッセンシャルオイルの使用を控えたほうが良いでしょう。実はペットへのアロマテラピーの歴史は浅く、最近になって犬と違い、猫はエッセンシャルオイルを解毒する酵素を持っていない事が分かって来たんです。あとはマッサージなどの前後は手洗いを徹底する事も大事です。 香りを楽しむより更に有用なメディカルアロマはホリスティックな観点からも大変素晴らしいものですが、試してみたい方はきちんとしたデータのあるエッセンシャルオイルを使い、医療従事者や専門家の方の勧めるレシピが安全ですよ。当然のことですがアロマはお薬ではないので、愛犬の体調がおかしいなと感じた時には何よりもまず獣医さんの診断を受ける事も鉄則です。どうぞ上手くアロマテラピーを取り入れて 愛犬生活の幸せUPに向けて活用してみてくださいね。 」
編集部「宮崎さん、ありがとうございました!」