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生011:フロントライン「セーブペットプロジェクト」の寄付窓口が「アニマル・ドネーション」に! 〜西平代表理事に聞く、ドネーションへの思い〜

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ノミ・マダニ駆除薬「フロントライン」の売り上げの一部を保護犬・猫の医療費として寄付する「セーブペットプロジェクト(以下、SPP)」では、2013年4月より、寄付の窓口を一般社団法人アニマル・ドネーション(以下、アニドネ)に変更いたしました。今後、SPPの寄付金はアニドネを通じてONE LOVEプロジェクトの支援する各団体へ届けられます。今回はアニドネ代表理事の西平衣里さんにインタビュー、アニドネの活動内容や実績、SPPの寄付を受けるにあたっての意気込みを聞きました。

―アニマル・ドネーションの活動を始めたきっかけは何ですか?
sei011photo1西平衣里さん(以下、西平):以前、受講していたONE LOVEプロジェクトのワークショップ(※)で、東京都動物愛護センターを見学したのがきっかけでした。当日、その東京都動物愛護センターには、ある高齢の飼い主さんが「入院することになったので、もう飼えない」と持ち込んだ猫がいたんです。とても人懐っこく、大切に飼われてきたことがよくわかる猫だっただけに、私はショックを受けてしまって…。高齢者が入院するために愛するペットを東京都動物愛護センターに持ち込まなくちゃいけない社会って悲しいですよね。犬や猫を飼いたい人との橋渡しが上手くできていないために、罪のない犬・猫が殺処分されてしまうのが残念でなりませんでした。こういった社会のゆがみを正し、人と動物が豊かに暮らせる社会を目指して設立したのが、アニドネなのです。
(※)「できることから始めよう」をコンセプトにONE LOVEプロジェクトが主催している社会貢献型ワークショップのこと。現在、長期コースは行われていませんが、2か月に1度ワークショップを行っています。

―現在の活動内容と主な実績を教えてください。
西平:動物たちのために寄付ができるウェブサイトを運営しています。sei011photo2このサイトの特徴は、寄付をしたい方が、サイト上で動物愛護団体を比較検討して寄付先を決め、オンラインでクレジット決済できること。もちろん支援先の団体は、取材やヒヤリングを行い、一定の基準を満たす団体のみを厳選しています。
さらに寄付の用途について支援先の団体に細かく報告してもらい、サイト上で公開しているので、寄付された方から「自分の寄付がどこでどのように使われたかがわかるので、納得できる」と好評をいただいています。
2011年9月のサービス開始からこれまでに寄せられた寄付は1200万円以上。このうち金額として最も大きかったのは、2012年に、世界最大級の動物福祉団体「ヒューメイン・ソサエティ・インターナショナル」から「東日本大震災の被災動物のために」と、寄せられた10万ドル(約800万円)。アニドネで支援先を選定し、「被災動物支援隊いわて」に全額を寄付させていただきました。

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一般社団法人 アニマル・ドネーション http://www.animaldonation.org/

―今回、SPPの寄付窓口となったことをアニドネではどのようにとらえていますか?また今後の目標を教えてください。
西平:大変、嬉しく光栄に感じています。SPPは、愛犬の健康のためにフロントラインを購入することが、ほかの動物の健康や幸せにつながるという、とても素晴らしい仕組み。もっと多くの方々にSPPについて知ってほしいと思います。またメリアル・ジャパンのような世界で活躍する企業と提携することで、アニドネ自体の信用度が上がり、これまで以上に多くの個人や企業から寄付先として選んでいただけることも期待しています。
sei011photo3今後の目標は、「動物たちのために何かしたい」と願う人たちのネットワークをどんどん広げていき、アニドネの活動を全国規模に育てることです。そしていずれは日本に寄付文化・ボランティア文化を日本に根付かせること。人と犬が幸せに共生できる社会を目指して、頑張っていきたいと思います!

―西平さん、ありがとうございました!

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